マレーシア「Carlist.my」によるプロドゥア・マイヴィの試乗レポートを日本語で紹介します。


Myvi

マレーシア国民に最も馴染みのある車といえばプロドゥア・マイヴィだろう。マレーシアの道路を眺めてみれば、そこを走る車の多くをマイヴィが占めている。

2005年に登場した初代マイヴィは、たった1台でプロトン全体を超える販売台数を記録した。2011年に登場した2代目マイヴィも同様に人気を博した。

2代目モデルは衝突安全性の評価が低く、2015年にはその対策を施したマイナーチェンジモデルが登場した。しかし、その時点で登場から4年が経過しており、古さは隠しきれなくなっていた。それに、その頃になるとマレーシア国外のメーカーからマイヴィのオーナーにも手が届く価格帯の小型車が登場してきていた。

プロドゥアはそんな状況に対処すべく、セグメントに革新を起こすような車を目標に3代目マイヴィが開発された。

interior

先日、我々はセランゴール州にあるプロドゥアの施設に招待され、発売に先立って新型マイヴィに試乗した。

新型マイヴィのエクステリアデザインはこれまでとは違い、トヨタ車やダイハツ車をベースにしているのではなく、完全にプロドゥアのオリジナルとなる。見た目は競合車と比較してもかなりスポーティーに感じられる。

プロドゥアの開発陣によると、プラットフォーム自体は旧型と共通らしいのだが、現代の基準に合うように全体的に手が入っており、剛性も向上しているそうだ。

プロドゥアのテストコースを短時間試乗しただけでも、旧型よりも静粛性が向上していることが感じられた。

rear

正直なところ、操作性はマイヴィの強みとは言えない。安定性がそれほど高いとは感じなかったし、サスペンションにはナーバスさも感じられた。

今回の試乗コースは実際のマレーシアの路面とは違って舗装がしっかりしていた。それでも、サスペンションが硬めであることは分かった。

今回最初に試乗したのはエントリーモデルの1.3L 5速MT車だった。このモデルは決して速いとは言えないのだが、それでも十分な加速を得ることができた。1.5Lの4速AT車に乗ると、1.3L車よりもトルクに余裕があるように感じた。残念ながら1.5L車にMTは設定されない。


Brief Review: Perodua Myvi D20N, Redefining The Segment