今回は、英国「Top Gear」による三菱・ミラージュの試乗レポートを日本語で紹介します。


Mirage

ミラージュは三菱の低価格コンパクトカーだ。しかし、その安さには代償が存在する。

ステアリングは鈍くて曖昧だし、ロールも酷いし、グリップなどほとんど存在しない。路面のありとあらゆる衝撃が直接乗員の腰に伝わってくる。騒音も明らかに大きい。なによりステアリングは緩すぎてタイヤがどこを向いているのかもはっきり分からない。

装備内容は充実している。最上級グレードの場合、パワーウインドウ、USB入力端子、オートエアコン、キーレスエントリーはすべて標準装備だ。しかし、インテリアに使われているファブリックやプラスチックはどうしようもないほど安っぽい。硬くて平板なシートはまるで1991年頃のプジョー・106のようだし、天井はあまりにも薄く、中が透けて見えるほどだ。

interior

ミラージュには80PSの1.2Lガソリンエンジンしか設定されない。このエンジンはCO2排出量100g/kmを切るため、自動車税は免除される。車重も軽く、Cd値も低いため、燃費性能も23.3km/Lと優れている。最小回転半径もクラス最小だし、荷室容量は先代モデル(コルト)より75L拡大して235Lとなっている。

しかしながら実力を考えれば高価だし、遅いし、走りも酷い。はっきり言って、何の取り柄もないただの金属の塊でしかない。ミラージュの購入など検討するべきではないだろう。これだけ警告したのだから、購入して後悔しても知ったことではない。


The Top Gear car review: Mitsubishi Mirage