今回は、米国「CNN」によるトヨタ・i-ROAD の試乗レポートを紹介します。


i-ROAD

トヨタ・i-ROAD はまるで未来の乗り物だ。

i-ROAD はクルマでもなければバイクでもない。i-ROAD はタンデムスタイルの2シーター三輪車で、電動パーソナルモビリティとして設計された。この乗り物は都市部に住む人々に新しい選択肢を提示している。

航続距離は60kmとちょい乗りには最適で、狭い駐車スペースに停めることもできれば、混雑する道路を車の合間を縫って走ることもできる。渋滞と二酸化炭素排出の両方を改善することのできる乗り物だ。

今回、CNN東京特派員のウィル・リプリーが i-ROAD に試乗した。以下に、2014年のジュネーヴモーターショーで発表された i-ROAD の5つの魅力を記すことにしよう。


1. コンパクトなボディサイズ
i-ROAD は小さい。全長2,345mm、全幅870mmとバイク並の大きさだ。それでいて、自動車と同等の安全性も両立している。

一般的な車用の駐車スペースには少なくとも2台の i-ROAD を停めることができる。狭くて混雑した道の多い東京のような都市においては、小さなボディサイズの恩恵を十分に受けることができるし、駐車するのも容易い。


2. 運転支援システム
i-ROAD の目玉の一つは、「アクティブリーン機構」と呼ばれるシステムが付いたサスペンションだ。ステアリングを回すと、i-ROAD はまるでバイクやスキーヤーのように車体を傾かせる。

最初は違和感を覚えるかもしれないが、慣れてさえしまえばとても楽しい。


3. 安全性
i-ROAD は速度に応じて車体が傾く角度を調整することで安全性を確保している。

コーナーをオーバースピードで抜けようとした場合、ステアリングが振動してドライバーに危険を伝え、横転するのを予防してくれる。ブレーキをかけているときには車体は傾かないようになっている。


4. 充電
272kgの i-ROAD はEVなので充電した電気を動力にして走る。3時間で充電することができ、最高速度は60km/hとなる。

街乗りには適しているのだが、充電ステーションから離れた場所まで走るには心許ない。そんなことをしたら立ち往生してしまいかねない。


5. 注目を集める外観
i-ROAD を運転していて良かったことの一つは、街中を乗り回していると周囲の人がこぞって注目してくる点だ。ジェリービーンズのような見た目だと感じた人もいるし、映画『トロン』に出てきた乗り物のようだと言う人もいた。

私自身は未来的で面白いデザインだと思う。私も東京の街中をよく歩いたりしているのだが、i-ROAD に乗っていると世界が違って見えた。


Smaller, slower and sleeker: is the Toyota iRoad the future of city living?