今回は、英国「Telegraph」によるルノー・カングー マキシの試乗レポートを紹介します。


ルノー・エクスプレスの後継車として1997年に登場した初代カングーはちょっとしたヒットを記録した。
シトロエン・ベルランゴと同様に、カングーも商用車ベースの乗用車として販売された。商用車ベースのカングーやベルランゴは、なにより飾り気のなさが魅力だった。カングーには、当時のベルランゴにはなかった両側スライドドアという独自の武器があった。
今回は13,590ポンドのカングーの商用モデルに試乗し、新型カングーの魅力を探ることにした。
カエル顔の可愛らしいエクステリアはライバル車であるシトロエン・ネモにも似ている。インテリアに目を移すと、ダッシュボードは非常にシンプルで、タコメーターこそ付いているものの、水温計はない。フロントシートは1, 2時間くらいであれば快適に座っていられるのだが、サポート性に欠けており、長時間の移動には向かない。
ルノーおなじみの1.5Lターボディーゼルエンジンは最高出力105PS、最大トルク24.5kgf·mと十分なパフォーマンスを発揮し、6速MTが組み合わせられる。荷物を載せた状態でも80km/hくらいなら簡単に出すことができる。
75ポンドで荷室フロアをゴムで覆い、荷物へのダメージを抑えることもできる。ほかに、前席と荷室を隔てるセーフティーケージ(175ポンド)を装備することもできる。助手席を倒せばはしごなどの長尺物を積載することもできる。
オーディオやポータブルナビは使いづらいのだが、615ポンドのオプションであるエアコンは静かでパワフルだ。
路面が悪いと荷室が大きく揺れることもあるのだが、乗り心地は基本的に良好だ。コーナーではアンダーステア気味になるのだが、このクラスの商用車なら普通だ。
15,480ポンドの乗用モデルよりもこの商用モデルのほうがコストパフォーマンスが高いのではないかと考える人もいるかもしれない。しかし、商用モデルは全長が450mm長い。家庭で使うのであれば、やはり乗用モデルを選んだほうが良さそうだ。
Renault Kangoo van maxi review
シトロエン・ベルランゴと同様に、カングーも商用車ベースの乗用車として販売された。商用車ベースのカングーやベルランゴは、なにより飾り気のなさが魅力だった。カングーには、当時のベルランゴにはなかった両側スライドドアという独自の武器があった。
今回は13,590ポンドのカングーの商用モデルに試乗し、新型カングーの魅力を探ることにした。
カエル顔の可愛らしいエクステリアはライバル車であるシトロエン・ネモにも似ている。インテリアに目を移すと、ダッシュボードは非常にシンプルで、タコメーターこそ付いているものの、水温計はない。フロントシートは1, 2時間くらいであれば快適に座っていられるのだが、サポート性に欠けており、長時間の移動には向かない。
ルノーおなじみの1.5Lターボディーゼルエンジンは最高出力105PS、最大トルク24.5kgf·mと十分なパフォーマンスを発揮し、6速MTが組み合わせられる。荷物を載せた状態でも80km/hくらいなら簡単に出すことができる。
75ポンドで荷室フロアをゴムで覆い、荷物へのダメージを抑えることもできる。ほかに、前席と荷室を隔てるセーフティーケージ(175ポンド)を装備することもできる。助手席を倒せばはしごなどの長尺物を積載することもできる。
オーディオやポータブルナビは使いづらいのだが、615ポンドのオプションであるエアコンは静かでパワフルだ。
路面が悪いと荷室が大きく揺れることもあるのだが、乗り心地は基本的に良好だ。コーナーではアンダーステア気味になるのだが、このクラスの商用車なら普通だ。
15,480ポンドの乗用モデルよりもこの商用モデルのほうがコストパフォーマンスが高いのではないかと考える人もいるかもしれない。しかし、商用モデルは全長が450mm長い。家庭で使うのであれば、やはり乗用モデルを選んだほうが良さそうだ。
Renault Kangoo van maxi review