今回は、マレーシア「Autofreaks.com」によるプロトン・ペルダナの試乗レポートを日本語で紹介します。

新型プロトン・ペルダナの中身はホンダ・アコードなのだが、プロトンは正式発表前に我々をプロトンのテストコースまで招待し、新型ペルダナに試乗させてくれた。
新型ペルダナのエクステリアはかなり綺麗で、特にフロントエンドのデザインは優秀だ。中身は8代目ホンダ・アコードと共通なのだが、フロントエンドは大きく変わっており、LEDデイライトの付いた新鮮な印象のデザインとなっている。
しかし、サイドを見ればアコードのDNAが見て取れる。フロントのドアパネルはアコードと共通だ。ただし、リアドアは大型化している。
リアエンドを見ると、ヴォクスホールの雰囲気を感じる。リアバンパーの下半分は本来ならばブラックに塗装されていてほしいところなのだが、実際はボディカラーがそのまま塗られていた。

車内に入ると、インテリアのほとんどがアコードと同じであることがすぐに理解できるのだが、改良されている部分もいくらかある。ダッシュボードの基本的レイアウトはアコードとまったく同じなのだが、ナビにはAndroid内蔵の最新モデルが採用されている。短い試乗時間の間に試した限りでは、Android 4.4 KitKatを内蔵するこのユニットが非常にスムーズに動くことが確認できた。また、同乗したプロトンのスタッフは、上下二分割のスクリーンの有用性(上のスクリーンにナビを表示させ、下のスクリーンにメディアを表示させることができる)について熱心に語っていた。
実際に運転してみると、感覚はベース車のホンダ・アコードとまったく同じだ。というのも、プロトンはシャシチューニングをいじることが許されていない。しかし、タイヤはグッドイヤー製の専用設計品を使っているそうだ。開発者いわく、タイヤのおかげで、ハンドリングを犠牲にすることなく、乗り心地がわずかにアコードよりも良くなっているそうだ。

テストコースで高速域の走りも試したのだが、その際にはNVH性能の高さにも感心した。風切り音やタイヤノイズはほとんど室内に入ってこなかったし、快適なレザーシートは長距離の移動にも最適だ。
低級グレード用の2.0Lエンジンはシルキースムーズとは程遠く、2.4Lエンジンを選んだほうがいいだろう。2.4Lのほうが洗練されているし、ペルダナの重い車体に対して2.0Lエンジンでは力不足だ。一方、2.4Lならば加速も容易い。
First impressions: Proton Perdana 2.0 and 2.4

新型プロトン・ペルダナの中身はホンダ・アコードなのだが、プロトンは正式発表前に我々をプロトンのテストコースまで招待し、新型ペルダナに試乗させてくれた。
新型ペルダナのエクステリアはかなり綺麗で、特にフロントエンドのデザインは優秀だ。中身は8代目ホンダ・アコードと共通なのだが、フロントエンドは大きく変わっており、LEDデイライトの付いた新鮮な印象のデザインとなっている。
しかし、サイドを見ればアコードのDNAが見て取れる。フロントのドアパネルはアコードと共通だ。ただし、リアドアは大型化している。
リアエンドを見ると、ヴォクスホールの雰囲気を感じる。リアバンパーの下半分は本来ならばブラックに塗装されていてほしいところなのだが、実際はボディカラーがそのまま塗られていた。

車内に入ると、インテリアのほとんどがアコードと同じであることがすぐに理解できるのだが、改良されている部分もいくらかある。ダッシュボードの基本的レイアウトはアコードとまったく同じなのだが、ナビにはAndroid内蔵の最新モデルが採用されている。短い試乗時間の間に試した限りでは、Android 4.4 KitKatを内蔵するこのユニットが非常にスムーズに動くことが確認できた。また、同乗したプロトンのスタッフは、上下二分割のスクリーンの有用性(上のスクリーンにナビを表示させ、下のスクリーンにメディアを表示させることができる)について熱心に語っていた。
実際に運転してみると、感覚はベース車のホンダ・アコードとまったく同じだ。というのも、プロトンはシャシチューニングをいじることが許されていない。しかし、タイヤはグッドイヤー製の専用設計品を使っているそうだ。開発者いわく、タイヤのおかげで、ハンドリングを犠牲にすることなく、乗り心地がわずかにアコードよりも良くなっているそうだ。

テストコースで高速域の走りも試したのだが、その際にはNVH性能の高さにも感心した。風切り音やタイヤノイズはほとんど室内に入ってこなかったし、快適なレザーシートは長距離の移動にも最適だ。
低級グレード用の2.0Lエンジンはシルキースムーズとは程遠く、2.4Lエンジンを選んだほうがいいだろう。2.4Lのほうが洗練されているし、ペルダナの重い車体に対して2.0Lエンジンでは力不足だ。一方、2.4Lならば加速も容易い。
First impressions: Proton Perdana 2.0 and 2.4